弘法山登山 〜縁結びの寺社巡り〜
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小田急線に乗って、新宿駅から急行で約1時間ちょっと。相模大野を通り越し、海老名を越して、まぁまぁ遠くまでやって来た☺️
そこは神奈川県の秦野市ーー。
日頃の運動不足を解消しようと、近くて低くてお手軽に登れる山はないかと探した結果、見つけたのが弘法山でした🗻🌳
弘法山

弘法山(こうぼうやま)は、神奈川県秦野市東部にある標高235 mの山で、丹沢山塊の南端に位置する
隣接する権現山、浅間山とともに弘法山公園となっている。地元では、これらの山をまとめて弘法山と呼ぶことも多いそうです
名称の由来は、弘法大師がこの山で修行を行ったとされる故事に由来する。江戸時代にはすでに『弘法大師が祀られる山』として信仰されていた
日露戦争の勝利を記念して、大根村青年団によって桜が植樹され、かながわの景勝50選、桜の名所にもなっている
弘法山公園の登山口まで

秦野駅から弘法山の登山口までしばらく歩きます。初夏とは言え、すでにもう暑いと感じる🌞
途中、少し迷ってしまいましたが、たまたま通りかかった神社やお寺に参拝したりして、知らない街歩きを楽しみました🚶🎶
長閑でどこか懐かしい風景にも出会えましたよ☺️(通常、駅から約20分ほどで公園の登山口に着きます)
登山道

登り始めはしばらく階段が続きます。道は写真のように整備されているところもあれば、そうでないところもあります
初心者向きですが、お散歩とは言い難いので、きちんとした靴で登った方が良さそうです👟
登ったのは5月頭のことでした。非常に虫が多い季節。わたしの大の苦手な芋虫や毛虫があちらこちらで大量発生中‼️😱😱😱
わたしの方が彼らの住処にお邪魔していると分かっていても、悲しいかな相容れぬ存在であります…😭💔
そんなに大きくないのだから見つけなければいいのに、こういうものに限ってよーく目に付くんだな。木の上からダイブしてくるのが本当に最悪。
もう何度悲鳴をあげたことか🤣🤣🤣 行く手を阻む試練が多過ぎました。笑
浅間山

初っ端からそんな感じだったので、「まじか…」と心が折れかけていましたが、これも修行だと勇気を出して登りました😣✨笑
いくつかの山が連なっているということで、最初に登頂したのは浅間山🗻「少し汗ばんで来たかな、そろそろ休憩したい…」と思うくらいのタイミングで到着
この辺りは、富士山や秦野の街を眺めながら休憩が出来る広場になっていて、何組かの家族がのんびりとピクニックを楽しんでいました🌷🌷
権現山

なだらかなアップダウンの続く道を経て、次の権現山までやって来ました🗻
こちらには、360℃見渡すことの出来る六角形の展望台があります

とっても良い眺めです〜😀✨(富士山撮ってないじゃん!笑)
権現山にはバードサンクチュアリと呼ばれる野鳥の水飲み場や、秦野出身の歌人である前田夕暮の歌碑もあります
権現山は別名『千畳敷』と呼ばれるほど山頂部分が広くなっており、権現山の名前の由来は、山頂に権現堂があったために名づけられたと言います
麓にある龍法寺の伝えによると、権現山には白山妙理権現が祀られていたんだとか…

水飲み場の手摺に六芒星のマークが…。秦野市の市章なのかと思ったら違うようだ🤔
馬場道

権現山から弘法山を結ぶ馬場道は、お花見のスポットとして有名🌸🌸
道の途中にある子供とフクロウの石像。フクロウはまだしも、子供達の表情が怖い…😓😓😓笑
弘法山

綺麗に整備された広い道を歩いて、弘法山に到着です🗻
難所らしきところは特にないので(虫以外は)、ここまでスムーズに登って来られました☺️💡
鐘楼や御堂などがあり、通って来た山々とは少し雰囲気が違います。頭上には木々が生い茂っているので、日陰が多くて薄暗い
釈迦堂

江戸時代に龍法寺の僧 馨岳永芳(けいがくえいほう)が、釈迦如来像と弘法大師像を祀った釈迦堂としたのが始まり
何かいそうな気がする。そんな気配を感じながら、御堂に近づいてみると…、やはりいた。結構、大きめのサイズの毛虫ちゃんが目の前を這っていました😂
ぐぬぬ、これが弘法山の結界か…! さすがのわたしでもこれ以上は近付けまい。少し遠慮しまして、手前からの参拝となりました🙏💧笑
乳の井戸

弘法山の山頂にある井戸。言い伝えによると、この井戸から湧き出た水は白く濁り、乳の香りがしていたらしい…
この井戸の水を飲むと乳がよく出るようになると言われ、夜中、人知れず山に登る人が多かったと言われています。他にも、眼病にも効果があるとも伝えられてるそうです👀💡
わたしも頂きましたが、今は無色透明な美味しい湧き水です
でもどうしてこんな所に『魔』なんて書かれたカップが置いてあるの?? いかにも怪し過ぎやしませんか🧐笑
弘法山三山を制覇し、今回は吾妻山までは行かずに、このまま弘法山から東海大学前駅に繋がるルートで下山して来ました〜🙌🏻✨
吾妻山を経由すると鶴巻温泉まで行けるので、この時は自粛中で施設がお休みでしたが、温泉で登山の汗を流してから帰るのも良さそうです😊♨
ま と め
『秦』と付くと、秦氏との関係が??と安直に考えてしまうのですが、やはりそのようで、この地を開拓したのは古代豪族の秦一族だと伝えられているそうです
平安時代末期から鎌倉時代にかけて、平将門を討伐したことで有名な藤原秀郷の子孫・佐伯経範が1030年頃、秦野に移り住んで波多野氏を名乗りました
その後、鎌倉幕府の御家人となり、後の戦国大名の波多野氏となったと…
う〜む。やはり、“たまたまここに来た”ということではなさそうですね。この数ヵ月後にもまた秦野に来ることになるんですよ😸笑
それにしても『権現山の白山妙理権現』、『六芒星のマーク』、『フクロウ』に『魔という文字』…。意味深なサインがたくさんありました💮 本当に神様は謎かけがお好き。
思った以上に良い運動になりました😊🎵